
極端な気象
猛暑・寒波への対処法
猛暑や寒波の警報が出たときは、思っている以上にリスクが高まっています。「少しくらい大丈夫」という考え方こそが危険を招きます。ここでは注意すべき症状のサインと、外出前・室内での具体的な対処法をまとめました。緊急事態が疑われる場合は迷わず助けを求めてください。
更新日: 2026年7月22日
警報が出たらまずすること
猛暑注意報・警報や寒波注意報・警報が発表されたら、普段どおりの予定を無理に続けるより、予定を減らす方が安全です。屋外での作業や運動、長距離移動の予定があるなら、時間帯の変更や延期・中止を検討しましょう。一人暮らしの高齢者や小さな子ども、慢性疾患のある方がいる場合は、安否確認の頻度を上げるのがおすすめです。
- 気象警報や緊急速報の通知をオンにして最新情報を確認する
- 外出予定があれば早朝や日が沈んだ後に変更する
- 水、経口補水液、防寒具など状況に応じた必需品を事前に準備する
- 一人で長時間外出するときは予定と居場所を家族や同僚に共有する
猛暑のとき
体温が急激に上がり、熱中症につながることがあります。暑い時間帯の活動を減らし、涼しい場所で十分に休むことが最優先です。一人で症状を我慢せず、早めに周囲の助けを求めましょう。汗を多くかく日は水だけでは不十分な場合があるので、軽い食事や電解質の補給も一緒に行うとよいでしょう。
- 最も暑い時間帯の外出や激しい屋外運動は控える
- 涼しい場所で休み、水やスポーツドリンクで水分を補給する
- めまい、吐き気、頭痛があれば日陰で休み、助けを求める
- 車内に子どもやペットを短時間でも絶対に一人で残さない
- 窓を閉めた室内でも気温をたびたび確認し、換気や冷房を行う
- ゆったりとした明るい色の服、帽子、日陰をあわせて活用する
寒波のとき
凍傷や心血管への負担が大きくなります。外出は短時間にとどめ、体を温かく保ち、急に力を入れる動作は避けましょう。手が白っぽくなったり感覚が鈍くなったりしたら、温かい場所でゆっくり体温を戻す必要があります。飲酒後の外出は体感の寒さへの感覚を鈍らせるため、特に注意が必要です。
- 防寒インナーと防風性のある上着を重ねて着て体温を守る
- 顔・手・足の露出を最小限にし、防寒具を活用する
- 無理な早朝運動や飲酒後の外出は避ける
- 手が白く感覚がなくなったら、温かい場所でゆっくり温める
- 高齢者や慢性疾患のある方は外出の前後で状態をより頻繁に確認する
- 暖房をつけていても短時間の換気を定期的に行い空気の質を保つ
こんな症状はすぐに助けを求める
猛暑では高熱、意識の混乱、ろれつが回らない、汗が止まって肌が熱く乾いている状態が危険な兆候です。寒波では激しい震え、言葉や動作が遅くなる、肌が青白く感覚が鈍くなることが挙げられます。自分で判断が難しいときは119番などに連絡し、安全な場所に移動させたうえで、体温をゆっくり安定させることに集中してください。
- 意識がはっきりしない、倒れそうな場合は直ちに救急に連絡する
- 猛暑のときは涼しい場所に移動させ、服をゆるめる
- 寒波のときは濡れた服を脱がせ、毛布で体を包む
- 無理にお酒を飲ませたり、肌を強くこすったりしない
共通の注意点
高齢者、慢性疾患のある方、屋外労働者は普段よりも頻繁に自分の状態を確認する必要があります。気象警報や緊急速報の通知はオンにしておき、緊急時には迷わず助けを求めてください。天気アプリで気温、体感温度、発表中の警報を一緒に確認すると、外出すべきかどうかをより早く判断できます。
- 気象警報や緊急速報の通知を事前にオンにしておく
- 緊急時は救急や近くの人にすぐ助けを求める
- 一人で長時間屋外にいる必要があるときは予定と居場所を共有する
- 服薬中や慢性疾患がある方は普段より慎重に行動する