
大気質
大気汚染・微小粒子への対策
大気の状態が悪いときは、呼吸器と目が最初に影響を受けます。「少しの外出なら大丈夫」という積み重ねが、一日の終わりには負担になることもあります。外出すべきかどうか、マスクの使い方、換気、帰宅後のケアまで、実践しやすい習慣をまとめました。
更新日: 2026年7月22日
大気質のレベルの見方
大気質は通常「良好・普通・悪い・非常に悪い」で示され、同じ日でも時間帯や地域によって数値が変わることがあります。「悪い」以上になったら屋外での活動を減らすのが基本で、敏感な方は「普通」の段階でも様子を見ながら注意した方がよいでしょう。予報とリアルタイムの数値を合わせて確認すると、換気のタイミングや外出時間をより適切に選べます。
- 外出前に自宅と目的地の両方の大気質を確認する
- 「悪い」以上になったら屋外での運動や散歩を減らす
- 風向きや砂塵の予報がある日は窓を長時間開けたままにしない
- 一日の中でも数値が変わるので、午前と午後を分けて確認する
「悪い」以上のとき
屋外での滞在時間を減らすことが基本です。どうしても外出が必要なときは、きちんとしたマスクを着用し、激しい運動は延期する方が安全です。コンタクトレンズを使う日は目がより乾きやすくなるため、眼鏡がおすすめです。マスクは鼻と顎に隙間ができないよう密着させて初めて効果があり、息苦しさを感じたら無理せず室内に移動しましょう。
- 不要な外出や激しい運動を控える
- KF94などの防護マスクを鼻と顎に密着させて着用する
- コンタクトレンズを眼鏡に替え、人工涙液で目の乾燥を防ぐ
- 窓を長く開けず、外出時間を最小限にする
- 自転車やジョギングなど呼吸量の多い活動は室内での運動に切り替える
自宅やオフィスでは
換気は依然として大切ですが、大気質が悪い日は短時間で適切なタイミングで行う方がよいでしょう。空気清浄機を活用し、フィルターの状態を定期的に確認すると室内の空気管理に役立ちます。帰宅後は手と顔を洗い、上着のほこりを払いましょう。掃除の際は掃除機だけを強くかけるより、水拭きを併用するとほこりが再び舞い上がるのを抑えられます。
- 空気清浄機を稼働させ、フィルターを定期的に点検する
- 換気は大気質がやや良い時間帯を選んで短時間で行う
- 帰宅後は手と顔を洗い、上着のほこりを払ったり洗濯したりする
- 掃除は水拭き中心にしてほこりの再飛散を減らす
- 調理やたばこなど室内の汚染を増やす活動は換気とあわせて行う
敏感な方への案内
子ども、妊婦、高齢者、呼吸器や心血管系の疾患がある方はより慎重に行動しましょう。咳や息苦しさがひどくなったら外出を中止し、必要に応じて医療機関に相談してください。学校や保育園、介護施設では屋外活動の独自の基準がある場合があるので、保護者はその日の案内を確認するとよいでしょう。
- 咳、息苦しさ、目の痛みなどの症状が出たら外出をやめる
- 必要に応じて保健所や医療機関に相談する
- 学校や保育園の屋外活動の予定を事前に確認する
- 普段服用している薬がある場合は処方や服用の案内も一緒に確認する
外出後の回復ルーティン
大気質が悪い日は「帰宅後のケア」が外出時と同じくらい大切です。玄関で上着のほこりを払い、手・顔・鼻の周りを洗ってから水分を取ると、刺激症状を抑えるのに役立ちます。喉がイガイガしたり目がごろごろしたりするときは、それ以上の外出は控えましょう。
- 玄関で服やバッグのほこりを払い、すぐに手を洗う
- レンズを使っていたら眼鏡に替えるか、目を休ませる
- 常温の水で水分を補給し、ほこりの多い刺激的な場所を避ける
- 症状が一日以上続く場合は専門家への相談を検討する